こんにちは。
Canvaテンプレ職人の よぴ です。
情報発信に役立つデザインテンプレートを販売しています。
今回、プリズナートレーニングのお話になります。
つい先日、ようやく1周年を達成したので、
体験談ベースにおいてシェアさせてください。
1年間やっていろいろなことが判りました。
当記事では、、、
1年間を振り返って「反省していること」に、
フォーカスして詳しく解説することにしました。
2.混乱迷走してやっと定まったルーチン
3.プリトレだけやるなら回数マシマシ推奨!
このような内容でお届けしていこうと思っています。
『プリズナートレーニング』は、
今ではシリーズがいろいろ出ていますが、
一番初めに出版された以下の書籍に習っています。
プリズナートレーニング
本題に入る前に、、、
僕自身の肉体変化について。
写真を用意したのでご覧ください。
開始前が細ッッッ!過ぎるので、
1年後の変化量は大きく見えますが、
正直「1年やってもこれかい…。」と。
脱げばそれなりに鍛えてることが判る程度で、
脱がなければ普通体型+αに見えると思います。
たぶんジム勢なら半年で達成可能なレベルかな、と。
あ、言うまでもないかもですが、、、
表紙のビスケット・オリバのようになるには、
たとえ100年やり続けてもムリだと思います笑
(※オリバ目指すんだったら、迷わずウェイト+ステロイドでしょう♪)
ただ、おかげで反省点が明確になったので、
そこのところを、本記事でじっくりシェアします。
書籍には書いていないリアルガチな体験談中心です。
トッププロのような知見は持ち合わせていませんが、同じ部活の1年先輩のアドバイスみたいなものとして読んでみてください!
【1年間】プリズナートレーニングをやってきて後悔していること3選
当記事にてお伝えしたいのは主に、
「後悔しているコト」になります。
もっとこうすればよかったな、と。
1年前の僕に強く忠告したいことを、3つに絞りました。
✅食べなさすぎ問題
✅ルーチン迷走問題
✅ボリューム不足問題
では、くわしく見ていきましょう!
食べることから絶対に逃げてはいけない
まず、トレどうこう以前の問題です。
食わなければ、絶対に大きくはなりません。
当たり前すぎますが疎かにしてしまってました…。
僕みたいな痩せ型の人っていうのは、
そもそも絶対的な食事量が足りておらず、
トレーニング云々の前に食事量を増やす必要が。
そこのところのマインドセットが、
まるで出来てなかったのが悔やまれます。
意識しだしたのはここ最近2ヶ月あたりという…。
体重の推移は以下のカンジです。
63kg(開始前)
↓
65kg(3~10ケ月間)
↓
68kg(11~12カ月目)
筋トレ開始当初は最初63kgで、
そこから65kgまでは上がりましたが、
ほぼ1年ずーっとそのままで低迷してました。
ただ、この直近2ヶ月で食事改革に乗り出してから、
カンタンに68~69kg台に乗るようになってきたので、
食えば確実に増えるっていのうは強く実感しています。
1年間で体重は「5kg増」にとどまりましたが、
本気でやれば「10kg」は増やせたと思います。
食事改革を1年目の早い段階でやっておけば。
プリズナートレーニングの教えとして、
「焦らず、STEP1から漸進的に登っていく」
というものがありますが、食事も同じと考えます。
プリトレのSTEP1~3は正直、
イージーなトレーニング内容です。
だからこそ、ここで食事改革しましょう。
1STEPに「最低1ヶ月」かける必要があるので、
STEP3をクリアするには「最短3ヶ月」という計算に。
この最初期の3ヶ月で、食事量をじょじょに増やしていくのが得策。
焦らずに、、、
「1ヶ月ごと」にプラスしてく、と。
僕のような一日一食スタイルなら、以下のように。
1ヶ月目 | 夕食 + プロテイン1杯(朝) |
2ヶ月目 | 夕食 + プロテイン2杯(朝・晩) |
3ヶ月目 | 夕食 + 軽い昼食 + プロテイン2杯(朝・晩) |
トレーニングの負荷が軽い、
エクササイズレベルのうちに、
摂取カロリー > 消費カロリーへ。
逆に言うならば、、、
STEP5~6の段階に入ってしまうと、
けっこうハードなトレーニングになりますので。
つまり、消費カロリーが大きくなるので、
摂取カロリーも当然、大きくなる、ということ。
こうなると、いきなり大量に食わなければなりません。
そして、、、
前述のとおりなのですが、
急に食事量を増やすのはしんどいです。
僕なんかはまさに、、、
プリトレのSTEP6辺りから、
やっと食事改革に乗り出しました。
筋トレ開始から、11ヶ月目あたりでしょうか。
そのころ、トレボリュームも急激に上げ始めていて、
「STEP5 + STEP6」を中心にハイレップスを決意したこともあって、
※プル計50回以上・プッシュ計150回以上・スク計100回以上・レグレ計100回以上。
このトレ内容で、さすがに今のままの食事量じゃヤバイお。下手したら、そこら辺のOLより食ってないぞコレ。
ってなりました笑
んで、焦って1日米3合+プロテイン2杯にし始めたところ、
「食いだまり」を起こして消化不良になって下痢で苦しむことに。
急に高負荷なトレーニングをガンガン始めても、
高確率でどこか体をケガして終了しちゃうように、
急に馬のような食事量にしても臓器が耐えられません。
だからこそです。
悪いことは言わないので、
早い段階で食事改革しましょう。
筋トレと同じでじょじょに増やせばOK。
僕も食事改革し始めてから日が浅く、
現在進行形でいろいろ試してますので、
アドバイスできるのはここまで、となります。
また知見が深まったタイミングで、
別記事にて立ち上げさせてください!
くれぐれも、食事を疎かにしないように!
筋トレ2年目の目標は「73kg」まで乗せることです。あと5kg!
ルーチンで迷走するな!上下分割でOK!
『プリズナートレーニング』をじっくり読みこんでも、
いまいち釈然としないのが「ルーチン問題」になります。
いちおう、プリトレ内での推奨ルーチンはあるのですが…。
ひとつ、致命的な問題があるんですよね。
それが、「各部位で週1水準」になること。
新入り・善行・ベテランではそうなっています。
懲罰房・超人でやっと、
「各部位で週2水準」に。
ただし、完全に上級者向け。
あと、当然のようにブリッジやハンドスタンド・プッシュアップが組み込まれてたりします。
これらのことから、
当初、僕はかなり混乱し、
ルーチンで迷走していました。
で、プリトレ外の知識も参考にしつつ、
6ヶ月目くらいからようやくルーチンが安定し、
迷いがなくなったので、それをここでシェアします。
ざっくり言ってしまうと、、、
「上下分割&各部位週3」でやってます。
※プリトレ内で言うと「懲罰房」に近いです。
「上下」の意味については、
上:プッシュアップ&プルアップ
下:レッグレイズ&スクワット
上の日、下の日と決めて、交互に繰り返すスタイル。
月 | 上の日:プッシュアップ&プルアッフ゜ |
火 | 下の日:レッグレイズ&スクワット |
水 | 上の日:プッシュアップ&プルアッフ゜ |
木 | 下の日:レッグレイズ&スクワット |
金 | 上の日:プッシュアップ&プルアッフ゜ |
土 | 下の日:レッグレイズ&スクワット |
日 | 予備日:※月~土で、できなかったものを中心に補強。 |
基本、「週6」で回すカンジ。
上下→上下→上下のリズムにて、
日曜日に「予備日」を入れる、と。
上の日をやったら、
次に下の日が来るので、
「中一日」開けられます。
むしろ、ボリューム不足もいいところです。
トレーニングというよりはエクササイズになります。
フォーム定着・基礎筋力・関節強化の方を目的にしましょう。
このルーチンのイイトコロは、、、
①各部位週3運用ができる
②ほぼ毎日運用なので習慣化
週3=月MAX12回です。
これだけ練習する機会があれば、
低ステップ帯は1ヶ月ごとでクリア可能。
STEP5あたりから、
本番の負荷が期待できますが、
そこまではかなり退屈な作業になります。
期間にして、半年(6ヶ月)。
この期間はチュートリアルです。
前述の食事改革と併走させてください。
注意点としては、、、
ほぼ毎日運用になるので、
ディロード週入れるなど必要。
低STEP帯がいくら低負荷とはいえ、
このルーチンで永遠に回すのはNGです。
休まないと体に疲労が蓄積していくはずなので。
1ヶ月ごとに、、、
完全OFFの3~7日を作ったり、
超軽めのメニューで休息を入れましょう。
それで、STEP5以降になると、
負荷も高くなって疲労も深まるので、
中一日では回復が追い付かなくなります。
※人によっては、STEP4あるいはSTEP6が閾値かもしれませんが。
その段階になったら、
「中二日・各部位週2」
に落として組み直してもOK。
参考までに、
直近2ヶ月の、
僕のルーチンは、
月 | 上の日:プッシュアップ&プルアッフ゜ |
火 | 下の日:レッグレイズ&スクワット |
水 | 小休止:ハンドスタンド・プッシュアップ&ブリッジ |
木 | 上の日:プッシュアップ&プルアッフ゜ |
金 | 下の日:レッグレイズ&スクワット |
土 | 小休止:ハンドスタンド・プッシュアップ&ブリッジ |
日 | 予備日:※月~土で、できなかったものを中心に補強。 |
現時点での、プリトレ各STEPの進捗具合は、以下の通り。
プッシュアップ | STEP7:アンイーブン・プッシュアップ | 「上級者の標準」挑戦中
※左:20レップス×2セット |
プルアップ | STEP7:アンイーブン・プルアップ | 「初心者の標準」挑戦中
※左:4レップス×2セット |
レッグレイズ | STEP8:ハンギング・フロッグ・レイズ | 「中級者の標準」挑戦中
※10レップス×2セット |
スクワット | STEP7:アンイーブン・スクワット ※バスケボール補助だと1回もできません泣 なので「6.5」的にポール補助にしてやってます。 |
「中級者の標準」挑戦中
※左:10レップス×2セット |
ブリッジ | STEP2:ストレート・ブリッジ | 「中級者の標準」挑戦中
※30レップス×3セット |
ハンドスタンド・プッシュアップ | STEP2:クロウ・スタンド | 「中級者の標準」挑戦中
※30秒×2セット |
ご覧の通り、、、
BIG4は軒並みSTEP7以上で、
「片手・片足」の領域に入りました。
こっから難易度がグイッと跳ね上がります。
STEP6までは比較的すんなりイって余裕こいてましたが、
STEP7からは別次元の扉が開かれたよう感覚でビビりまくり。
ブリッジとハンドスタンド・プッシュアップは、
やり始めたばかりなので未知数ではありますが、
今のところはエクササイズと捉えてやってます。
ちょうどいいので、、、
こいつらの日を「小休止」に据えることで、
「中二日・各部位週2」のルーチンがうまいこと実現。
それはさておき、、、
やる気ある人は「上下分割&各部位週3」でGO。
回復がきつくなってきたなら「上下分割&各部位週2」へ。
もし、最初からこのルーチンが厳しければ善行・ベテランで大丈夫。
人それぞれ、、、
目的や年齢や環境が違います。
自分に合ったルーチンを模索してください!
とはいえ、プリトレだけやるなら1種目平均15分程度。なるべく毎日やって「習慣化」を狙いましょう。
プリトレのボリュームは正直かなり少ない
プリトレのトレーニング内容は、
きわめて優れたものだとは思いますが、
妄信的な原理主義者になる必要はありません。
基本的な理念には従いつつ、
細かいところでは外していく、
自分ナイズする運用がベターかな、と。
というのも、、、
『プリズナートレーニング』はおそらく、
アメリカの幅広い年齢層に向けて書かれています。
とくに低STEP帯は完全に初心者向けの内容でしょう。
BIG6のSTEP1であれば、
女性でも老人でもできるはず。
そのくらいには難易度が低いです。
逆に言うと、、、
健康体の20代~30代男性にとって、
低STEP帯はかなり「退屈な作業」になります。
多かれ少なかれ、、、
筋肥大を目的にするには、
STEP1~STEP3は適していません。
だからといって、
STEPを飛ばしていくのはNGで、
書籍内ではかなり強く忠告されています。
ここは素直に従いましょう。
低STEP帯を数か月こなすことで、
関節や神経系への地固めになるから。
STEPを飛ばしていきなり高強度をやるのは問題にしても、
セット数やレップ数まで忠実に守る必要があるのかというと、
僕はそこまでには及ばないと考えます。増やす分にはOKかな、と。
そもそも論、加重トレだろうが自重トレだろうが、
漸進的にボリュームを上げていかないと話になりません。
※ボリューム=重量(負荷)×レップ数×セット数のことです。
半永久的に加重できるジムトレとは違い、
自重だと負荷を高めるのが難しいため、
鬼のハイレップスを覚悟しましょう。
もちろん、プリトレのセットやレップスの表示標準にて、
「死ぬほど追い込めている感覚がある」のであれば、
ムリに増やしていく必要は全くないでしょう。
ただ、プリトレを1年間やってきて、
総じて感じていることとしましては、
「上級者標準でもボリュームは少なめ」。
正確には、、、
STEP4~STEP6の中負荷ゾーンにおいては、
慣れてきたらセット数やレップス数を増やすべきです。
例えば、、、
STEP5のフルプッシュアップであれば、
20回×2セットが上級者の標準になりますが…。
本当に腕立てだけで胸を追い込もうとするならば、
通常のプッシュアップ合計40回程度では心もとないです。
※STEP4→STEP5にまだ上がりたての慣れないうちならば話は別。
20レップスにこだわるのであれば、、、
インターバルをとりつつ3~5セット推奨です。
2セットにこだわるならば限界点×2セットがオススメ。
プッシュアップのSTEP4上級者標準は「25×2」ですが、当時の僕の限界点は「25×5」でした。そこんところを基準に定めようという話。
一方で、、、
STEP1~STEP3の低負荷ゾーンにおいては、
もともとレップ数が多いのでムリに増やさずともOK。
上級者標準で、50レップス×3セットみたいな回数なので、
このラインを楽にこなせるようになったら、次のSTEPへ。
最初から楽勝な場合はすこしだけ増やしながら1ヶ月専念。
僕の考え方では、、、
STEP3までは「チュートリアル」として捉えています。
来るSTEP4やSTEP5までの基礎固めとしてこらえましょう。
前述のように、、、
ここの3~6ヶ月は我慢の時期なので、
それよりも食事改革に目を向けた方がいいです。
食べることを舐めていると、
僕のように後悔する羽目になるので、
低STEP帯のうちから早めに慣らしてください。
ちなみに、、、
あまり参考にならないかもですが、
今の僕のトレーニングメニューを紹介します。
プッシュアップ | STEP7:左20×2、右20×2 バーディップス:15×2 STEP5(追い込み用):20×1 |
プルアップ | STEP7:左4×2、右4×2 STEP6(逆手):12×1 STEP5(追い込み用):10×1 |
レッグレイズ | STEP8:10×2 STEP7(追い込み用):20×1 |
スクワット | STEP6.5:左10×2、右10×2 STEP6(追い込み用):30×1 |
ブリッジ | STEP2:30×3 |
ハンドスタンド・プッシュアップ | STEP2:30秒×2 STEP3:60秒×2 |
下半身の捨て種目はさておき、
上半身はハイボリュームです。
自分なりに限界までやってます。
これ執筆してる今、右肩甲骨下を痛めていて上半身種目がほぼ全てできてません…。マジでもどかしい…。ので、くれぐれもケガには気をつけてください!
【まとめ】プリズナートレーニングで失敗しないように「正しく」取り組もう!
当記事の内容を参考にして、
「1年間」取り組んでもらえれば、
少なくとも僕のような後悔はしないでしょう。
長くなったので、軽くおさらいします。
1.食べることから絶対に逃げてはいけない
→ トレが楽な低STEP帯のうちに、食べる習慣も身に着けよう!
2.ルーチンで迷走するな!上下分割でOK!
→ やる気があるなら「上下交互」「各部位週3」で運用しよう!
3.プリトレのボリュームは正直かなり少ない
→ 低STEP帯はさておき、中STEP帯からレップスやセット増し!
プリズナートレーニングでもなんでも、
十人いれば十通りの結果になると思いますが、
やる気ある人は最初の1年間でブーストする意識でGO!
筋肉にとって、、、
最初の1年は初心者ボーナスがあるので、
筋肉量を爆発的に増やせるチャンスだからです。
僕は失敗しちゃった感が否めませんが、
当記事の内容を1年前の僕に知らせておけば、
1年間で体重10kg増加は達成できていたと思います。
悔やんでもしょうがないので、
僕の代わりにあなたが達成してください!
自重でもイけるんだと共に証明していきましょう!
じつは、当記事で伝えきれなかったこともあります。「継続のコツ」「胸筋育成難航問題」「いるアイテム、いらないアイテム」などなど。また別記事にて解説予定です。
というわけで、
今回はここまで。
お疲れ様でした。
また、次回の記事で会いましょう!